トライアル3日目。
小生にとっては2日目。朝陽とともに本日も始まります。
この日から戦い方の指針が決める。以下。
1.規定の速度を出したのでインターミディエイトコース(2マイル加速)に移れるが? ショートで走る。 2マイルのアプローチはエンジンに対して負担が大きすぎる。 鉄ヘッドのつらさ。熱問題。
2.何度か書きましたがBMSTはトップスピードではなく平均時速で争うのでそれに合わせた減速比にする。 昨晩換えたスプロケットにより空燃比も変わるはずなので走りながら修正。
まとめると。1マイルのアプローチで一番加速できるギア比を探す。
計測エリアに入ったあたりで6000回転@トップギアになるように。そのまま最高速+数キロを維持したまま計測エリアを走り抜ける。
と、こんな感じ。問題はタコメーターとレブリミッターが無くなってしまったので注意!マックスは6500回転あたりとする(感覚)。
作業は昨晩すべて終わらせているので会場到着とともにプレステージに並ぶ。
日本人の作るバイクは新鮮に見えるらしく質問が絶えない。その分暇をすることも無く、片言ながらいろんな人たちと話せて待ち時間を楽しむことができました。
ここの人たちは気になったらすぐに声をかけてくれる。フレンドリーでフランクで、小生の低レベルなイングリッシュにも快く付き合ってくれる。作業中、時間がない!集中したい!という時でもぶっこんで来るけど(笑)
店のステッカーをお土産に渡すととても喜ばれるのです。
ステージエリアにて。スプロケット、チェーンの再確認。この日は雲が多く日差しがおとなしかったのでかなり過ごしやすい。が、その分気圧が昨日と違うので・・・。
ともかく走ってみないと!なので集中。
集中したくても話しかけられるけど(笑)
さてさて時間です。
いってきまーす。
と軽く言うが恐怖の時間でもある。
コースの状況は飲めたと言え怖いものは怖い。
走っている最中も路面の状況が見えるようになってきたが、ギャップを見つけたからと言ってよけるなんてできるはずもない。
ただただ歯を食いしばりバイクにしがみつくだけであります。
戻りました。
結果は?
116.375マイル、時速でいうと187.363キロ。
遅くなっているやんけ!
走ってる自分が一番よくわかってたんだけど・・・。
原因は空燃比。
スプロケットを交換した分を予測した換えたジェットが見当はずれで。
むちゃくちゃ濃くなりすぎててエンジンがふけ上がらなかったのです。
予測と正反対にいっている空燃比。
どこかほかの原因がるかも?と探りを入れますがどこにも問題は無し。
WEGO3(空燃比系+データロガー)のデータに沿って予測を立てながらジェット交換。
プレステージに急ぐ。
と、ここで。
東京からサポートに駆けつけてFORKの長谷川君と高橋君が『帰らなきゃ!』な時間になってしまったので記念撮影。
車検。事件。トライアルと。本当にお世話になりました。
ありがとうございました!
ステージエリアにて順番を待っていると。
雲行きが怪しい。
あそこは雨が降ってるな~。こっち来るのか?
と瞬く間に突風による塩煙でインターミディエイトのステージエリアが姿を消す!
ストームだ!
やばい!
逃げろ!!!
瞬足でバイクをバンに積み込んでピットに戻る。
場内のFMでトライアル中断のアナウンス。
車がガタゴト揺れるほどの突風である。
ほどなくして風はやみ、平常に戻るが今日はこれにておしまい。
また明日に掛けるのである。
このときアメリカの東側はハリケーンで大変なことになっていました。
西側も天候が不安定になってきている様子。
天気が持つことを祈りながら会場を後にしました。
2017 BMST CHALLENGE SPONSORS.A-PG 1650cc
酒井工作所(京都)
FFF スリーエフ(カスタムペイントショップ福岡県宮若市)
CHOPPER JOURNAL
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