BMST2017。その9、トライアル4日目。2/3

時速220キロで走ると計測エリアの1.6キロメートルは26秒くらいで走り抜けます。
時速300キロだと20秒足らず。

人生のほとんどの時間をたったそれだけの時間にかけるために皆ここに集まります。
バート・マンローが言ったように『5分が一生に勝る時間がある。』
本当にそんな場所だと思います。

北欧からきているレコードホルダーに言われました。
『最大の努力をしたうえで全てを味方につけないとここでは勝てないよ。』

GOD OF SPEED。本当にに居るのかもしれませんね。

さて、4日目の2本目。
はるばる極東の島国からやって来た我々、そろそろ仕上げの時間としたいと思います。

とはいえ、小生のギラつく心情などキレイさっぱり飲み込んでくれるソルトフラッツでありました。



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草履履きのドラえもんが近づいてまいりました。
彼女が言うには。

1.どこから来たの?
2.そのTシャツはどこで買ったの?
3.あなたのレーシングスーツはめちゃめちゃKOOLであるがどこの製品だ?


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聞くところによると、ヘアメイクのお仕事をしているようで、その辺のことが気になって仕方がないと。

小生:日本から来たのだが、日本知ってる?
ドラミ:しっとうくさ!
小生:Tシャツは俺の店のオリジナルだし、スーツもデザイン起こして作ってもらったんだよ。
ドラミ:やるでねーか!どこで作ったよ?

などなどなのでMR,Gさんとスーツを作ってくれたHEAD WAYZさんのHPを伝えておきました。
あと、Tシャツ欲しい!と言われるのでクロネコの代引きで送ることにしておきました。

アメリカにクロネコの代引きがあるかどうかは知らんけど。


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そんな間に小生のバイクを気にしてくれてたのが彼女の彼氏。


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彼のバイクはこのマチレス。


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HOT RODな兄貴なわけで。

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リックさん。
来年はインディアンのスカウトで走るって言ってた。
相変わらず会話はうまく行かないんだけど通じ合うものがあった。

バイク見ればわかるよね。


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着替えてきたドラミ。
なんちゅーシャツ来てんだか(笑)
似たものカップルというところやね。素敵っす。

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この時期になるとそれぞれに何かしら故障が出てくるもので。
この後、パイロットでもある白いTシャツのオヤジが切れだす(笑)

そこじゃねーって言ってんだろーがー!!!

って。


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このおじさんが扱っていたエンジンはバイクとしては見慣れなかったので。
聞いてみると『富士だよ。』言ってました。

あー、スバルか! 車のエンジン積んでるのね。

しかしこの日は晴れたり曇ったり。
雲があるうちは過ごしやすいのですが、晴れると完全な両面焼き状態。
上下する気温に合わせるのが大変すぎます。

そんな中でもこのお父さんは日陰も日向も気にせず黙々と整備していた。


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着々とトライアルは動き出しました。



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そろそろ自分スイッチを入れますかね。


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行って来ます!

これまでより少し大回りしてコースに入る。
コースにまっすぐバイクを向け一呼吸。興奮、緊張、冷静のバランスをとる。

スロットルを握り直しスターット❕

シフトポイントは5500回転。
1速、2速で少々スロットルコントロールがラフになりリアタイヤが空転、グリップを失いそうになるがスロットルを合わせながらバランスを取り直す。冷静に体をコントロールせねば!

次のシフトランプが点灯するまで我慢のフルスロットル。ほんの数秒?10数秒?の時間が本当に長く感じる。

増していく速度に体がなにかの行動を求めてくる。
多分、怖いから何かをして紛らわせたいのだろう。しかし今はただランプが点灯するのをじっと待つ。

3速のシフトランプ点灯、4速へ。
計測スタートの5マイルの旗が見えてくる。GPSスピードの針は125マイル(200キロ)あたり。

5マイルの旗を通過、計測開始!
旗を超えて少ししてシフトランプ点灯、5500回転のはずなので後しばらくは回転をあげても良いはず!

あとはこのままマシンをコントロールしまっすぐ進んでいくのみ。
精一杯体をバイクに寄せる、ほんの1ミリでも良い。少しでも大気に逆らわない姿勢を取る。

路面は相変わらずギャップだらけ、ガソリンタンクに押し当てたヘルメットのアゴは常にガチガチと打ち上げられる。
軽く脳震盪になりそうである。

恐怖?

不思議とそんな中でも頭は冷静な様子。
速度が上がるにつれ視野は狭くなっていく。けども逆に路面の状態や路面と空の境界線がはっきりと見えてくる。

大地と大気の隙間を切り裂いていくような感覚。

はっきり言って、めちゃめちゃ気持ちが良い!

そうして6マイル、計測終了の旗を通過。
スピードメーターの針は145マイル(233キロ)。

バイクにへばりつきだった体を少しずつ上げていく。思いもしなかった風を体が浴びて自分が走ってきた速度を改めて実感する。
徐々にスピードを落とすにつれて只々広いソルトフラッツが再び目の前にあることを実感した。


コースを抜けてそのままピットに戻る。
ここでようやく次への組み立てが思いついてくる。

AF計は14辺りだったのでもう少しジェットを落とせば記録は伸ばせるはず。
まだ伸ばせる!

ピットが近づいてくる。
ピットにいるみんなが笑顔で迎えてくれた。久しぶりのこの感覚!

手渡されたレシートの記録は132.774マイル。1マイル平均記録213.766キロ。

パーソナルベスト更新!
ようやく前進!


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キャブと燃料の交換が吉と出ました!
長いトンネルを抜けた僕たち!

うれしい!


データロガーによると高回転時の燃料は少々リッチでした。
けれども今までにない最高の状態。このままの勢いでもい1本走りたい!
なので休憩もそこそこ、そのままプレステージエリアへ向かうこととしました。
ジェット交換なんてどこでもできるからね。

それでは今日はここまで。
この日最後のレポートはまた次回にて。

ありがとうございました。










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by iomblog | 2017-09-26 18:24 | BMSTプロジェクト | Comments(0)

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