カテゴリ:内燃機( 59 )

BALANCING.

台風8号。
北九州市周辺では特に何事もなく・・・。

被害に合われました方々。心よりお見舞い申し上げます。
まだまだ予断の許さぬ状況かと。

皆様、くれぐれもお気を付け下さい。

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雨で車輛が出せないのでENGINE WORKに集中です。

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久しぶりに晴れました。
バイクに乗りましょう。

試乗ですけどね(笑)

by iomblog | 2014-07-11 08:47 | 内燃機 | Comments(0)

アーリーシャベル組み立て。その2.

今日は雨ですな。

ひと雨ごとに春のおとづれですな。

シーズン近し!

テキパキとこなしてまいりましょう。


ではアーリーの続き。

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クランクを組み立てましょう。

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シャフトの振れを追い込みます。

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ギアカバーブッシングのラップ。

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OK!

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先に終わらせてましたケースに。
クランクエンドプレイの確認と調整。

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せっかくローラーを替えたリフタ―ですが、JIMSのリフタ―ブロックと相性悪く・・・。

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ここまでくればあとわずか。

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ピストンリングクリアランス確認。

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リングギャップ確認。

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できた~!

ここのところ、エンジンに関するネタばかり書いております。

エンジンオーバーホール。

出来上がってしまえば中は見えませんし、オーナーさんが常に確認しながら出来る作業でもないのです。

オーナーさんに取りましては不透明な部分も多いかと。

ウチではこんな感じでやってますよ。

それが伝わればいいな。と思いまして書いておりました。


もしご質問や、ご自分のバイクに疑問などあればお気軽のご質問くださいませ。

そんな感じで今日はここまで。



また逢う日までさようなら~。

by iomblog | 2014-02-26 11:56 | 内燃機 | Comments(0)

アーリーシャベル組み立て。

どうも~。
まずはお知らせ。

23日日曜日のオートポリスでのDRAG RACE。
コース積雪のため3月9日に延期されちゃいました。

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こんな状況。

なので、ちょっと集まってその辺走ろうかなと。

お暇な方は23日朝10時にお店に集合してくださいな。

行き先もまだ決めてないのでのんびり楽しもうかと思ってます。


さて最近は。

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レースに向けての準備してたのに不発。

※ちなみにチューブレスタイヤが使えるように加工してありますセブンスター。

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鉄リベット。

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スプロケットリングギアのリベット打ちかえ。

V-TWIN製のリベットはまったく使えず廃棄。

金を捨てるトホホな製品。

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ごにょごにょやってたアーリーシャベルの組み立て。

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ロッカーアームブッシュうち替えとリーマー。

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エンドプレイ調整。

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ここに来てクラック発見。

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クラック部分は削り落とし。

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溶接&鋳肌加工。

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ピニオンローラー欠品のためレースうち替え。

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ストックサイズに戻します。

これで今のオーナーさんが生きている間は、レースの打ち替えはしなくてよいでしょう。

投稿画面が、これ以上画像をアップしたがらないのでまた後ほど。


ひとまず、サラバ!

by iomblog | 2014-02-21 12:02 | 内燃機 | Comments(0)

鋳物なおし。ブツブツザラザラ・・・。

おあっしょー!カッケータンクだぜ―!
とか。カッケー部品作ったぜ―!
俺モテモテだぜ―!

なんて、パッとする話題はすっかり無くなった当店ブログでございます。

どんどん地味になって行きます。

地味になった分、マメに更新しなければ飽きられてしまうのが浮世の常でございましょう。


本日の議題はクランクケースの直し。

はっきり言って地味の極致。

興味のない方はスルーしてください。

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ポリッシュされたシャベルのクランクケース。

フルカスタムオーダーです。
内容はオールドスクールのスプリンガ―チョッパー。

チョイフリスコ気味。

なんで、ピカピカクランクケースでは風情が出ませんね。

だから~、もとの鋳物肌に戻そうという作業です。

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秘密の機械でコツコツやって行きます。

知ってる人は知ってるけどwww

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やり過ぎは禁物。

コツコツ、確認。
コツコツ、そして確認。

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やりすぎたようにも見えますが…。

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ショットをあてて、油を混ぜた洗浄液で洗います。

かなり自然な感じに出来たと思います。


鋳物肌ってのは大切なのです。

細かな凸凹で表面積が広がります。
面積が広がるって事は、放熱面積も増えて冷めやすい。

空冷エンジンには大切なこと。

地味な事ですが、実を取れば大切なことだと小生などは考えるのでございます。


以上、地味すぎて申し訳ございません。な本日のブログでした。

御精読多謝。

by iomblog | 2014-02-07 11:11 | 内燃機 | Comments(0)

カム交換、ハイカムへ。

今日はカムのお話です。

エンヂンはEVO。 エボリューション、97年の。

そこそこにくたびれてきた車両もでてきたEVO。
オイル漏れなんかしちゃってましたので、この際ガスケット交換とともにハイカム入れちゃおうぜ!
そんな感じで事が運びます。

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右が純正。
左がS&Sのカム。

今回はS&Sを使うのです。

御存じかとは思われますがハイカムにも色々な種類があります。

レスポンスが良くなりたい方。
高速のパワーが欲しい方。
ミッドレンジのパワーが欲しい方。
お金の欲しい方。
チヤホヤされたい方。
地位と名誉にふんぞり返りたい方。
などなど・・・。

様々であろうかと思われます。

カムひとつでエンジンの性格は大きく変わるのです。

御自身の求めるカム選び。

とても楽しい事だと思います。

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まず、カムギアを両方とも抜きます。

以前もお話ししましたが、カムギアとカムギアを動かすピニオンギアには適正なクリアランスがあります。

特に痛みが無ければ純正のギアを使ってあげるのが良いですん。
なじみのある相手との方がうまく行く事も多いでしょう。

それに、カムギアに合わせてピニオンギアを変えるとお金がかかります。

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専用の工具にセットしまして。

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プレスにて圧乳いたします。

久しぶりの圧乳です。40代1発目の圧乳の瞬間です。

バルブタイミングなど狂いますと、非常に非常識なエンヂンになりますので、くれぐれも慎重に。

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出来上がりましたカムシャフトを先におつたへした通り、エンドプレイなどを調整しながら組み込みます。

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サクサク完成させたいのですがロッカーシャフトがメゲテいましたのでここでいったん休憩。

部品待ちですな。

あー、困った困った。

それでは今日はこのへんで。

ァまた逢うひィまァあで~♪

by iomblog | 2014-02-06 14:41 | 内燃機 | Comments(0)

クランクケース、修正と仕上げ。

明日誕生日なんですよ。

40歳になります。

特に何が変わるわけでもありませんが、何かしら感じてしまう。

センチメンタル・オジサン。

1974年生まれの小生です。

ラッキョが転がるくらいでは微動だにいたしません。


さてさて、シコシコやっとります。

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ケースの研磨修正。

合わせ面に段付きや、隙間があります。
30年も40年もたってれば当たり前です。

そのままですと、当然オイルにじみや漏れになりますので、研摩しますのです。

研摩用のシリンダーにコンパウンドをつけてひたすら手作業です。

合わせ面の研磨。スンマセン、写真撮り忘れです。

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ピニオンベアリングレースラッピング。

オーバーサイズのベアリングに寸法を合わせます。

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こちらもラップにコンパウンドをヌリヌリ。

ひたすら手動回転運動です。

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施工後。

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ジャストサイズでございます。

あんまりきつく狙いすぎても良い事はありません。(自己経験より。)

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ここまでするのは正直、気が狂いそうになります。

2回くらい地べたに寝っ転がります。

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ブリ―ザーギア。
ギアホールも摩耗していますのでオーバーサイズに。

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専用に刃モノと治具で。

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こんな感じ。

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オイルポンプからのオイルライン。

間違った加工(年式違い)をしているので修正しときます。

加工されたエンジンは良く見ておかないと、後でイタイ事になりますので注意です。

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ギアカバー。

カム、ピニオンブッシュ交換。

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ブッシュをつけたままメッキを貼ったのですね。
ブッシュが溶けています。

ワイルドすぎますね。

メッキをかけるときにはブッシュを外しましょう。

これは基本です。真鍮系のブッシュはメッキ液で溶けるのです。

溶けたブッシュのまま組んじゃう。

ワイルドです。

それでも動くエンジン。

ワイルドすぎます。

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スプロケシャフトのベアリング。

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当然交換。

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エンドプレイの確認。

8/100だから、実際組んだら5/100くらいになる予定。

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カムベアリング交換。

このへんからじわじわと息切れしてまいります。

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アイドラーギアのブッシュとシャフトも交換。

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ブッシュのラップとシャフトとのすり合わせ。

旋盤があると大変役に立ちますね。

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純正はクリップでギアを押さえますが、あれにはいろいろ問題があります。
ので、真鍮でカラーを作ってサイドスラストを出すのが・・・。


オレ流です。


以上。39歳、最後になるであろうブログ更新。

いつもより頑張ってみました。

サンキュー!39歳のオレ!

もう二度と会う事もないね!


サラバ!

by iomblog | 2014-02-03 11:39 | 内燃機 | Comments(0)

ギヤカバー内部のチマチマしたおはなし。

おかげ様でリビルドやら修理やらカスタムやら車検やらオイル交換やら引き取りやら確定申告やら子育てやら嫁とのトラッシュトークやらゴミ出し日の確認やら・・・。

日々元気に忙しく。アリが父さん、カニが母さんな毎日でございます。

皆さんありがとうね!


さて、堅い話を始めましょうか。

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カム他、制御系のギアが入りますギヤカバー内部のお話し。

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この人のはS&S新品ケースのためケースがわ軸受けはOKでした。

なのでカバー側のブッシュを打ち替え刃物でラッピング。

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この様に。

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全てのギアを動かす大本となりますピニオンギア。

虫食いだらけですので交換ですな。

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在庫しております純正中古良品と交換です。

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カムギア。

ピニオンギアとカムギアには組み合わさるギアの寸法が決まっているので計測します。
2本立っているピンが計測用のゲージピンです。

歯車どうしの隙間を適度に取るのです。

きつかったり、甘かったりすると。
音がしたり、ブッシュ、ベアリングの早期摩耗。刃欠け。なんてとってもいやな事が起こります。

カラーコードで言うとカム側がグリーンだったのでグリーンのピニオンを探してきました。
※ギアのサイズは色分けされているのです。

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オイルポンプのドライブギア。

左が純正5Tのギア。
右がS&Sの6Tギア。

S&Sのはポンプの回転数を上げて圧送量、回収量の向上を目指しておりますな。

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オイルポンプ。
シャフトのセンター確認をしっかりいたしましょう。

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カムシャフト。
冒頭でも出ましたな。

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エンドプレイの調整。
シャフトの横遊びです。

ガスケットの材質、沈み具合。
ネジの締め付けトルクでも変わってきます。

締め付け過ぎてはなりません。
ネジサイズに見合ったトルクで締めましょう。

まあ、そんなところですワナ~。


あ、ブリザーギアについて書いてませんでしたね。

あれはアレで、とても大事なギアですので次回お話しいたしましょう。


それでは今日はこんな感じでおしまい。

また暇見つけてブログ書きます。

サイナラ~。

by iomblog | 2014-01-27 11:02 | 内燃機 | Comments(0)

BALANCE WORK.その2.

まったくもって派手さもおかしさもない内容を続けます。

しかし重要です。

当店でお預かりしました内燃機修理の参考にしていただければ良いと思います。
もちろん、製作するすべての車両のエンジンも同様に行っております。

かっこ良く出来ても貧弱なエンジンでは申し訳ございますん。


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コンロッドのフライホイール間の横遊び調整。

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数種のサイズのワッシャーを使いましての調整です。

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フライスにて加工いたしまして。

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三点でフライホイールが静止するよういたしまして、作業完了でございます。


※この様にきちんと組み過ぎると、スムーズになりすぎてハーレーの鼓動感まで消える。
などという迷信をまだ信じている方がいらっしゃるようです。

嫌な振動=鼓動感、トルク感

ではございませんので。

あくまでもテイストアップ、ロングライフを目的としました作業でございます。


・・・。ほんま硬い感じ!


やだね~~~~(笑)


それでは今日はこのへんで。

by iomblog | 2014-01-20 11:15 | 内燃機 | Comments(0)

BALANCE WORK. その1

国産ロケットH2Aのエンジンが完成したようですな~。

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ロケットエンジンって~のも夢がありますな~。

さてさて、近況報告。

ロッドのベアリング合わせが終わりましたので、フライホイールのバランス取りへ。

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タップ切って。

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既存のバランスホールを埋めまして。

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フライスで出来るところまで面をさらいまして。

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最後は手仕上げ。

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こんだけやると、けっこう疲れます。

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コンロッド、ピストン側のブッシュ交換。

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専用の刃物でラッピング。

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レシプロ側、ロータリング側。
それぞれに重さを量ります。

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これはS&Sのピストン。

前後ともピッタリ同じ重量。
安心感ですな。

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ロッドの測り方は少しめんどくせ~です。

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計るだけ計ったら、シートに記入。

そんでボブウエイトの重さを計算します。

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まさに処女膜が再生されたようなフライホイールに取り付け、バランス取りの加工開始でございます。

オッサンになると表現がアレになっちゃって、アレですね~。

さて、問答無用で穴を開けます。

イイトコロニ♡


本日はここまで。

サラバ!

by iomblog | 2014-01-17 10:58 | 内燃機 | Comments(0)

ぬるぬる、しこしこ・・・。

機関整備月刊でございます。

故に油まみれ、ヌルヌル小生でございます。

滑りよく2014年もまいりたいのでございます。

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トランスミッション。
分解、各部品チェック、発注でございます。

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エンジン。
当然クランクから仕上げます。

コネクティングロッド、オーバーサイズベアリングのためのラッピング。
ピストンの上下運動を受け止める大切な部分です。

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指示書は正確に。
今回は4台同時進行であります。

60FL
68FLH
76FLH
80FLH

FLだらけですな。

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フロントロッド。

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リアロッド。

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使用するローラーはきちんと、ひとつづつ計測しましょう。

出来る限り神経質な男を演じます。

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長年使用されたベアリングレースはピッカピッカに輝いております。
ピッカピッカは気持ちよさそうに思われますが、オイルが絡まないのでNGでございます。

レース表面はこの様に仕上げます。

ちなみにマニュアルには、『光沢のまったくない、なめらかなベルベット状に仕上げてやらんかい、アホボケカス。』と書かれています。

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ロッドのエンドプレイ、横遊びの寸法も大切です。

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作業完了。

この時期は金属が冷え込みます。
金属は暖まると膨張します。

人間の体温でも千分台の寸法は狂います。

その時の気温とも相談しながら目指す数値を導き出さないとなりません。



次はバランスを取り直します。

by iomblog | 2014-01-15 10:49 | 内燃機 | Comments(0)