SPRINGER FORK
そろそろパッチの出番でしょう。
昔、後輩のうちに遊びに行くとそこのおやじが良く出てきました。
親父は大工、若いころはバイクが大好きだったとのことでMachやらメグロやらで倉庫や民家の垣根に突き刺さった話を楽しくしてくれたもんです。
しかし、今でも印象に残っているのはそのオヤジの腹マキ。
なんと紫のラメ!
一番星の桃ちゃんくらいしか見たことなかった僕。
そんなの何処で売ってんだ!
とも思いましたが、素敵に自然に巻きこなしているそのオヤジが一番すごかったです。
おなかの弱い小生。冷やしてはならぬ僕のおなか。
しかし、ムラサキの腹巻きが似合うにはまだまだです。
そんなこんなでスプリンガ―。
みんな大好きスプリンガ―。
ですが、気をつけてください的な本日のお題です。
まず74やVL、45なんかはグリスニップルが付いているのでたまにはグリスの入れ替えをしましょう。
スプリンガ―の絶対やらなくちゃならん基本整備です。
グリスガンはDIYセンターなんかで安く売ってあるので良いです。
スプリンガ―の方は必ず持って置いてください。
パウコやら社外のカスタムスプリンガ―の方。
めんどくさいでしょうがバラしてグリスを入れましょう。
放っておきますとコーナーで暴れだし、とてもデンジャ―な瞬間を味わうことになります。
グリスの種類は?
小生はAMALIEのエリクサーかワコーズのウレア系高荷重の物を使います。
バイクはむき出しなので雨風に強く、酸化安定性に優れているものが良いです。
現在の純正スプリンガ―。
コレの車両や、EVOに74つけているのに良く見られるのはステムベアリングの摩耗です。
スプリンガ―は(正しくはボトムリンク式?)はやはり前時代の物なのでテレスコピックよりも衝撃吸収力は少なくステムのベアリングは逝ってしまうことが早いのです。
EVOなんかで起きるのが頻繁なのは車重とパワー、またオフセットされているからと考えられますね。
車検の度にグリスとベアリングの点検、交換はしといたほうが良いです。
ステムシャフト部分のグリスは残っていすがベアリングのグリスが完全に抜けていたりします。
こいつは錆びまで出ちゃってます。良くもコケなかったものですね。
するってーと、
ベアリングを受けるレースにビッシリと摩耗痕。が出来上がります。
こうなるとまっすぐ走らない。や、高速で突然フロントが暴れだす。など超危険なことになりますので。是非まめな点検をお願いいたします。
旧車におきましても全く同じなのでスプリンガ―の方は心に留めておいてください。
また、ロングフォークのスプも通常より早く摩耗しますので日々の御注意をお忘れなきようお願いいたします。
以上、なんだかか硬っ苦しい本日のつぶやきでした。
気温のせいでしょうね。
by iomblog | 2010-11-17 10:58 | 一般整備