オイルポンプギア。
こんにちはイヤミです。
・・・。
さて。
気になっている部品がありました。
飛んで火に入る夏の虫が現れましたので使わせてもらいましたナリ。
こんにちは。殺スケです。
さて・・・、
飛んで火に入る夏のパンショべル。
59FLH
ギアカバーを外し。
この部品を交換するのです。
オイルポンプドライブギア。
27Tスプロケットシャフトを製作したMA SUPPLYさんよりHILIGHT MOTORCYCLE WORKSさん製作のオイルポンプドライブギアを分けて頂きました。
上が今まで付いていた純正ギア。
下が今回交換するギア。
どう違うかと申すと上のギアは5条ギア、ハイライト製は7条ギア。
オイルポンプの回転を多くしてオイルの圧送量、回収量を向上させようとするパーツです。
通常であればS&Sなどのハイボリュームなオイルポンプ交換するのが手っ取り早いですが、古いエンジンにあのビレットボデーはかなり切ない!
ポンプ自体の故障がなければ同じ見てくれで油圧アップ!
パーツ自体の作りもきっちりしていて、ギア同士のなじみもとても良い感じです。
これは期待大でございます。
取り付けが終わり、検証してみました。
結果を簡単にご紹介いたします。
当日のコンディション。
天気 晴れ
気温 30.2度
湿度 62%
風 微風
体温 36.5度 平熱
体重 57.5キログラム
生理 無し
血液型 AB型
血中アルコール濃度 0.00%
所持金 3575円
使用オイル アマリ― ヘビーデューティー 50番 鉱物油
交換前
始動時油圧 20PSI@900RPM
暖気運転終了時油圧 14PSI@750RPM
1時間走行後
油温 80度くらい
アイドリング時の油圧 針が振れてません・・・。
80キロで走行中の油圧 8PSI
交換後
始動時油圧 30PSI@900RPM
暖気運転終了時油圧 23PSI@750RPM
1時間走行後
油温 75度くらい。
アイドリング時の油圧 4PSI
80キロで走行中の油圧 13PSI
以上のような結果となりましてでございます。
様々な考えがあるかとは思いますが、油温、油圧だけ見ればとっても良い結果ですね!
潤滑に関しては、オイルの供給も大切ですが、回収はもっと大切です。
エンジン内のオイルの回収はオイルポンプだけが行うものではなく、ピストン上昇時のクランクケース内の負圧、下降時の加圧。
ブリザーギアのクリアランスなどがとても重要でございます。
これらがしっかりしていないとケース内にオイルがたまりすぎる。なんて事もあるかと思われますので、いたずらに高回転化、ハイボリュームとは言えませんが・・・。
きちんと組んであるエンジンにはとっても良いパーツであると思います。
なんだか理屈っぽくなりましてごめんなさいですが、メイドインジャパンの素敵なパーツのご紹介でした。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
見てくれのパーツばっかりじゃなく、地味ですがこんなに良い仕事をする部品がもっと出てくれば日本のハーレー事情ももっと良くなるのでしょうね。
小生も頑張らんと!
以上、本日のお話でした。
おしまい。
by iomblog | 2011-08-27 12:44 | 内燃機