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ギヤカバー内部のチマチマしたおはなし。

おかげ様でリビルドやら修理やらカスタムやら車検やらオイル交換やら引き取りやら確定申告やら子育てやら嫁とのトラッシュトークやらゴミ出し日の確認やら・・・。

日々元気に忙しく。アリが父さん、カニが母さんな毎日でございます。

皆さんありがとうね!


さて、堅い話を始めましょうか。

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カム他、制御系のギアが入りますギヤカバー内部のお話し。

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この人のはS&S新品ケースのためケースがわ軸受けはOKでした。

なのでカバー側のブッシュを打ち替え刃物でラッピング。

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この様に。

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全てのギアを動かす大本となりますピニオンギア。

虫食いだらけですので交換ですな。

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在庫しております純正中古良品と交換です。

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カムギア。

ピニオンギアとカムギアには組み合わさるギアの寸法が決まっているので計測します。
2本立っているピンが計測用のゲージピンです。

歯車どうしの隙間を適度に取るのです。

きつかったり、甘かったりすると。
音がしたり、ブッシュ、ベアリングの早期摩耗。刃欠け。なんてとってもいやな事が起こります。

カラーコードで言うとカム側がグリーンだったのでグリーンのピニオンを探してきました。
※ギアのサイズは色分けされているのです。

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オイルポンプのドライブギア。

左が純正5Tのギア。
右がS&Sの6Tギア。

S&Sのはポンプの回転数を上げて圧送量、回収量の向上を目指しておりますな。

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オイルポンプ。
シャフトのセンター確認をしっかりいたしましょう。

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カムシャフト。
冒頭でも出ましたな。

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エンドプレイの調整。
シャフトの横遊びです。

ガスケットの材質、沈み具合。
ネジの締め付けトルクでも変わってきます。

締め付け過ぎてはなりません。
ネジサイズに見合ったトルクで締めましょう。

まあ、そんなところですワナ~。


あ、ブリザーギアについて書いてませんでしたね。

あれはアレで、とても大事なギアですので次回お話しいたしましょう。


それでは今日はこんな感じでおしまい。

また暇見つけてブログ書きます。

サイナラ~。

by iomblog | 2014-01-27 11:02 | 内燃機

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