シャシダイチューニング。
大切なことなのでお伝へします。

高年式のスポーツ刈りではなくスポーツスターさんを883から1200へコンバート。
作業完了後、シャーシダイナモに乗せてのチューニング。
インジェクション車の場合、ダイナモ上でのセッティングは不可欠であると同時にマップコントロールの利点であります。
で、いつもの言葉に戻りますね!
883から1200。
カムも変えた。
インテークも変えた。
排気、エギゾーストも変えた。
なのに!
パワーがでない!
ノーマル1200のちょっとしたくらいしか出てない。
これは情けない!
で、分解後調べて見ますと、バルブからの圧縮漏れでした。
特にフロントバンクはひどい。ここ重要!
なぜこういう事が起こりますか?
エンジンをバラして見て確認した小生なりの思いですが。
排気による環境問題でかなり薄めのセッティングとしてあるようですが。
ある部分ではかなり濃いめに振っているのかもしれません。
それと逆に、ある部分を越えれば燃調は薄くなる一方。
ハーレーらしいトルクを稼ぐのと環境問題のはざまにあるのでしょう。
しかしこれでは機械的な寿命は縮まるばかりでございます。
燃調の薄い部分でのヒート現象。
濃ゆい部分でのガーボン発生。
あなたの走り方は?
結果、エンジンの寿命を縮めていきます。
リーンバーンエンジン、ターボによる省燃費。
それなどは水冷機構があってのこと。
メリケンエンジンには色々とあるのです。
ハイパワーを望まないあなたでも、適正なチューニングをされたほうがいいと思われます。
環境問題のため限りなく問題ない状態まで燃料は絞られています。
それでは本来持つエンジンのテイストは味わえません。
それともう一つ。
チューニングをされた方は皆言います。
パワーが上がったように思うけど燃費が良くなった。
きちんとエンジンが回り出した証拠でございます。
キャブでもインジェクションでも同じです。
何かしらありましたらばお気軽にお問い合わせください。
本日はこれにて。
ありがとうございました。
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by iomblog | 2017-06-15 01:14 | 一般整備

