MILWAUKEE EIGHT(M8)のカムシャフト交換。
MILWAUKEE EIGHT。
長いのでM8とします。
カスタムから入りましてカム交換までオーダーいただきました。
ありがとうございます~。
昨日、作業が完了しましたのでビークルデポさんにお邪魔しましてシャーシダイナモでのチューニング。
ここでのチューニングは調律と思ってください。
交換したカムに合わせて燃調、点火のタイミングなどを合わせていきます。
パソコンつないでパチパチやって。
はい出来上がり。
なんて思ってる方もいるかもしれませんが。
技術、知識、経験がないと決して良いチューニングになりません。
チューナーの技量によって結果は様々です。
エンジンをきめ細やかに回し。
データを把握し補正を打ち込んでいく。
ボンネビルでもその力量をいかんなく発揮してくれた奥君であります。
私は彼を信頼しているのであります。
私があーでない、こーでない,言うとる余地はございません。
オーナーさんとの約束で100馬力アップを目指します。
結果のグラフ!
110.2馬力のトルク15.8キロ!
カム1発で28馬力アップですよ!
純正カムがトルク型とはいえこの伸びってさ~。
すごいっすねM8。
ベースデータ入れた時点で少し100超えてたのでこれは行けると確信しましたが。
その後、丁寧に補正をかけながら最終に110.2HP。
ホームページじゃねえよ。
107cuiの排気量だから1cui/1hp超えてますもんね!
ひとつ。
2300回転あたりのトルクが落ち込んでます。
これはカムの特性。
今回は高回転でのパワーを狙ったのでどうしても下は犠牲になるのです。
このあたりのパワーが欲しい方はオーバーラップを絞ったハイカムを選べば良いです。
あと4バルブですからエギゾーストパイプの容量もかなり影響してきます。
そのあたりをしっかり選べばこのエンジンは劇的な変化を見せてくれますね。
TCやと100万近く積まないと得られなかったパワー。
吸気・排気・カムシャフト・チューニング。
これだけでここまで行くなんて。
技術の進化ですね。
57馬力のナックルを90馬力にするのに小生はどんだけ苦しんだことか!
比べちゃいけないけどね。
それはとてもやりがいのあることだから。
・・・
ともかく。とてもいい結果を出す事が出来ました。
オーダーしてくださいましたオーナー様。
こだわり抜いてくれたビークルデポ、奥君に感謝です。
チューニングならぜひビークルデポさんへ。
もちろん当店でも承ります。
代理店でありますよってチューニング代金は同じでございます。
部品交換後の再チューニングも割引で承っております。
フラッシュチューニング ¥97200 税込み
再チューニング ¥39800 税込み
再チューニングはビークルデポさんでチューニング済みの方のみ。
ややこしいカスタム含めならウチから行ったほうがいいですよ(笑)
そんなこんなで。
明日から最終の組に入ってストリートへ飛び出したいと思います。
楽しみですなー!!!
それでは今日はこれにて。
御精読多謝!
2017 BMST CHALLENGE SPONSORS.A-PG 1650cc
by iomblog | 2018-06-29 22:15 | BMSTプロジェクト