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バラン取り。

さて、ヤスオの無責任な辞任や相撲取りの大麻疑惑。教育委員会の不祥事やらわけの分からん殺人事件やらでまったくバランスの取れておりませぬ日本列島では御座いますが『出来ることからこつこつと!』 キヨシ師匠のの名言を胸に本日も作業開始で御座います。

前回でフライホイールに関する作業が終了しましたので組み立ててみましょうか・・・。

しかし!でも!

まだ組めません。
バランスを取っていません。
『バランスファクター』を設定しフライホイールを加工いたします。

フライホイールのバランスについてごく簡単説明いたしますと・・・。
爆発によってピストンが押し下げられ縦方向の往復運動が発生しそれをコンロッド、フライホイールにて回転運動に変換するわけですが、スムーズかつ適切な回転を発生させるにはフライホイール自体の重量バランスが欠かせないものとなります。それを任意に設定しバランスを取ってやろうと!

それをやって何が生まれるのか?
良いトルク。
滑らかな回転上昇。
クランクの寿命がなが~くなる。もちろんベアリング、ケースへのダメージも減。
嫌な振動の軽減。
などなど・・・。

オーバーサイズのピストンなどでクランクの重量バランスは確実に狂ってきます。なので腰下からのオーバーホールの際は当店では必ず行います。

バランスのきちんと取れたエンジンは回転に上昇、下降が大変滑らかでスムーズです。乗ってて疲れ方も違います。
※誤解されては困りますがハーレーらしい鼓動感がなくなるのではないですよ。

では、やってみよう!
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まずは各部の重量測定。ピスト~ン。

バラン取り。_d0149307_1318388.jpg


コンロッド。コンロッドは全体の重さとビッグエンド、スモールエンドの重さを測ります。

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クランクピンとそのベアリングたち。

バラン取り。_d0149307_1322197.jpg


で全部測ったら計算。
ここでバランスファクターを設定しボブウエイト(仮想重量)を導き出します。
今回は一般的な60%です。

ボブウエイト。
仮のオモリですが、これをフライホイールにセットして等3点でフライホイールが静止するようにフライホイールを加工していきます。

バラン取り。_d0149307_13274921.jpg


加工とは?ドリルで穴を開けつつ、重たい部分をなくしていきます。左の黒いのがボブウエイト。
何度となく繰り返し・・・、

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三点で静止いたしました。

これをもう一枚やってこましてバランス取り終了で御座います。

なんだか息切れ気味なので本日はここまで!

キリコまみれでコンビに直行!

by iomblog | 2008-09-04 13:42 | 内燃機

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