芯だぁ~し!
調子に乗って続けますよ!
今回はクランクの組み立てです。
当然ただ組み立てるわけではなく色々と決まりがあります。
ピニオンシャフト、スプロケットシャフトを各フライホイールに取り付けます。
このあたりはネジの締め付けトルク管理が非常に大切で御座います。
テーパー上のシャフトなので、ゆるいと座りが悪く、締め付けすぎるとフライホイールが割れてしまいます。
トルクレンチは4本持っていますがここのは2番目にでかいヤツで1メートルくらいあります。
画像を取りそこねましたがクランクピンの穴のところに銅色のわっかがありますね。このワッシャの厚みでコンロッドの横方向のクリアランスを調整しています。
あっという間に形になっていますね、ここから芯だしです。
これは超重要!たとえば独楽(こま、ひとりで楽しむってなんか妄想してしまいますな。)!
造ったことのある方はお分かりだと思いますが芯がずれていると回りませんよね、回ってもフラフラして長く回りません。せっかくウエイトバランスを取ってもこの芯が出ていないと台無しです。
ハンマーとバールで叩いてこじって・・・。
マニュアル指定では2/100ミリ以内の振れにしないといけません。ロックタイトが乾いてしまう20分以内に芯を出します。ちなみにここでは完全にナットは締め付けていません。
出ました!
クランクピンナットを本締め。
相手は2/100ミリ。
当然ずれます。
そしてまた修正。
出ました!
くるりと一周回して2/100以内に収まっています。
めでたし、めでたし!
それでは次回はケースの中へ!
御精読多謝!
by iomblog | 2008-09-07 09:41 | 日記