噛み付きあっちゃって・・・。
まあ、SHANTYあたりは台風一過って事で晴天を祈りつつ本日のブログ更新!
業務連絡ですが一つ目は謝ります。
先月のVIBESで≪SHANTY TOWN≫の告知を当方から編集部にお願いしていたのですが、入場料の変更があっております。
¥1000+1ドリンク別途オーダーから、
¥2000(1ドリンク付)
こちらに変更になっております、紙面での変更告知が間に合いませんでした。
申し訳御座いませんが宜しくお願いいたします。
そしてそのチケットですが当日は¥3000となります!
前売りで買うほうが¥1000もお得になりますのでご入用の方はお気軽にお申し付けください。
前売りチケット若干数ですが確保しております。
それでは本題に戻ります。
前回からの不定期連載シリーズ、ショベルヘッドのオーバーホールですな!
しつこく続けますよ!だって結構楽しみにしてくれてる人が多いからね。
クランクが組みあがったのでフライホイールはすでにケースに収めました。
ラインリーミングやら、右側ベアリングのサイドプレイの調整など重要な項目がありましたが・・・、スマヌ!写真を撮るのを忘れました。また別の機会にご紹介いたすとして。
今回はギアカバー内のご紹介!
EVOともほぼ同じ作りのギアカバーの中にはフライホイールからの回転を伝えるピニオンギア。カムギア(バルブをリフトさせます)、ブリーザーギア(オイルの排出をコントロールします)、オイルポンプのギアなどがあります。
これらのギアはベアリングはブッシュなどで支持されていますがこやつらももうくたびれちゃってますよ、当然。広がりすぎたクリアランスでは油圧の低下、メカノイズ、ギアの破損などを誘発しますので当然交換です。
交換自体は何てことありません。が!
上の画像に2本のリーマーが通ってますね。ここはクランクケースとギアカバーの両側でカムシャフト、ピニオンシャフトを支持しますので両側のの軸心を出しながらのクリアランス調整となります。
ケース側を基準にしてギアカバーのブッシュをさくさくと削っていきます。
そして次はその中に入るギアたちを全てセットしてみます。
何を診るかと言いますと
<バックラッシュ>
ギア同士のクリアランスなのですが、これがきつくても大きすぎてもとギア破損!ブッシュ、ベアリングの以上磨耗!はたまたケースにクラックが!!!などの大惨事につながりますので重要です。
今回はブリーザーギアをオーバーサイズ、カムも新品ときましたので当然バックラッシュが狂ってました。きつくて回らないのです。
ですのでカムギアで調整します。幾つかカムが並んでいますがこの中からちょうど良いギアを探してギアのみを組み換えます。
ちょうど良いギアがありましたのでカムタイミングのずれがないよう慎重に交換です。
純正マニュアルではカラーコードなどでギア同士のバックラッシュなどが指定されていますが経年変化や全て純正で組めないこのご時世では現物同士のチェックが非常に大切で御座います。
全てのギアが問題なくかみ合うことを確認いたしましてカムギア、ブリーザーギアのエンドプレイ(横の遊び)を調整いたしまして今回の幕とさせていただきます。
ヘッド、シリンダーはすでに終わらせていますので・・・、
ほいっ!できあが~り~!
何かとまだまだあるのですがこれ以上書くとTOO MUCHなのでこのくらいに・・・。
また別の機会で突っ込んでご紹介いたしますわ。
出来がつけばこの状態・・・。
う~、
これからは鉄工所作業だな・・・。
by iomblog | 2008-09-17 11:22 | 日記