某日深夜・・・。

某日深夜。
深夜作業はしずかにが原則。なんせ当店の回りは一般家庭がひしめいていますからね・・・。

今回はクランクのベアリングのサイズあわせです。前回のブログではこの辺の画像を取り忘れていたのであらためてとゆうことで・・・。
クランケは1973年生まれのショベルヘッド。人気のアイツです。

d0149307_16501139.jpg


まずはケースに新品のベアリングレースを圧乳、ではなく圧入。
もちろんTIMKEN製。純正採用、アメリカの誇るベアリングメーカー。特にテーパーローラーベアリング界では最強を誇る。

d0149307_1631989.jpg


組みあがったクランクにベアリングを圧乳、いや圧入。
55年からはテーパーローラーベアリング採用になりましたので比較的作業も楽になってます。プラス強度は格段にアップしていますね。

d0149307_1636622.jpg


テーパーローラーベアリングは2個のベアリングが向かい合ってスプロケットシャフトに圧乳、いや圧入されていますのでその2つのクリアランス(エンドプレイ)の調節のためシムにて調整いたします。

d0149307_1640143.jpg


マニュアル指定は0.025~0.15ミリ。
今回はあえて甘めにエンドプレイを取りました。0.08ミリ。
乗り手の乗り方により少し変えていきます。きつくとりすぎると焼きつく恐れもありますから。
ちなみにオイルの種類でもクリアランスは変わってきます。使用するオイルがどれだけの油膜を持つかによって変わってきますね。ウチは旧車にはシングルグレードを使いますのであまりきつく取ると焼き付いちゃいます。
何でシングルときかれれば・・・、『コシが強いから!』です。

今度は右側、ギアケース側です。
こちらはローラーベアリング。コロのようなもの。(しかしCKBのコロは名曲です。)
当然クリアランスも広がっていますし、磨耗してベアリングレースも楕円になってます。
なのでラップして修正、オーバーサイズのローラーに交換です。

d0149307_1655292.jpg


専用のラップヘッドのダイヤモンドペーストを塗りつつハンドルをくるくる・・・。
こちらのクリアランスは0.01~0.02ミリ。調子に乗って回していると行きすぎますので回しては計測、回しては計測。

d0149307_1751478.jpg


目標のサイズにラップできたらオーバーサイズのローラーをケースに入れていきます。
100個入りで売っているのですがたまにおかしな子が混ざっているので一つ一つ計測してベアリングケージに入れていきます。

d0149307_17104454.jpg


これにてクランクの軸部分のベアリング交換は終了。
ケースに収めます。

深夜の格闘に終止符を打ち、ひとり乾杯!

バイクを見ながら飲むと何故だか飲みすぎます・・・。

本日はここまで!多謝!

by iomblog | 2008-10-27 17:27 | 日記 | Comments(2)

Commented by 悪魔しっぽの夫 at 2008-10-27 20:42 x
コメントおひさデス!
相変わらずガンバってますねぇ~。

連続おかわり!の「圧乳」気に入りましたっ!!
(ちなみにウチのPCで変換したら一発ででました~!!)
素晴らしいコメントセンスはやはりカスタムセンスに通じますねぇ~。
両方のセンスに俺はほれぼれしますよ~。。。

ps・この前のバイク行進スゴすぎッスね
では、また!
Commented by iomblog at 2008-10-28 12:43
悪魔氏
いつもコメントぁザーッス!

世間では圧乳の方が一般的なようですね、変態的PC、いや変態的世の中。

しかし圧乳とはいかなる作業なのか・・・。
ビッグバン的なスケールの大きさを感じてやみませんな!

<< 安全帽。 バイクで行進! >>